リゾネーター奮闘記

主に遊戯王について語ります

王者の鼓動の新規カードについて

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皆さんこんにちは。

 

去る6月24日、ついにジャックのストラクチャーデッキ「王者の鼓動」が発売されました。

待ちに待った新規カードを搭載した構築で勝ち上がった報告も以前より圧倒的に増えています。

 

今回は先日要望のあった新規カードの個人的な評価について書いていこうと思います。

(構築の解説は次回やります)

 

ちなみに自分はストラク1カートン買いました。

キングなら当然ですね!!

 

 

●新規カード

《ソウル・リゾネーター》

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召喚・特殊召喚時にレベル4以下の悪魔をサーチし、墓地効果で「レッド・デーモンズ・ドラゴン」またはその名称が記されたシンクロが居る時限定の破壊耐性を付与する効果を持ちます。

待望の非チューナーにアクセス出来るカードであり、後述のボーン・デーモンとの組み合わせで様々な展開に派生出来る事実上の1枚初動となっています。

欠点として、レベル3であるためこれまでのテンプレであったレベル4非チューナーと組み合わせる構築が使いにくくなる点と、サーチ効果を使うと闇シンクロしか出せなくなる縛りが付きます。

縛りにしては緩いですね!(感覚麻痺)

今後も主力として使う事は間違いないので、個人的には3枚採用は確定です。

 

評価:95点

 

 

《ボーン・デーモン》

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手札か場のカードを墓地に送り自身を特殊召喚する効果と、手札かデッキの悪魔チューナーを墓地に送り、モンスターのレベルを変更する効果を持ちます。

ソウルリゾネーターと組み合わせ、レベルを下げればライジングからの展開に、レベルを上げれば

直接8シンクロ出来る器用なカードです。

欠点として、自身を特殊召喚する効果を使うと闇ドラゴンシンクロしか出せなくなるいつもの縛りが付く点と、器用であるが故にこのカードに妨害を受けると展開がかなり苦しくなる点が挙げられます。

それでも採用しない理由は無いカードなので3枚採用します。

 

評価:90点

 

 

《ヴィジョン・リゾネーター》

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場にレベル5以上の闇属性が居ると特殊召喚出来る効果と、墓地に送られた場合に「レッド・デーモンズ・ドラゴン」の名称が書かれた魔法・罠をサーチする効果を持ちます。

このカードの存在により、ボーンを自身の効果で特殊召喚し、レベル変更効果でヴィジョンを落とす事でクリムゾン・ヘルガイアをサーチしてソウルに繋ぎ、ボーンを事実上の1枚初動にできます。おろかな埋葬でも同じような事が出来るので、汎用性及び出張性能の高さが強みです。

また、レベル2であり自身を特殊召喚する効果のおかげで深淵の獣と噛み合う点も非常に評価しています。

欠点として、このカードのみでは初動にならないため手札事故になる点が挙げられますが、ソウル・ボーン・ヘルガイア・コール・スイーパー・おろかな埋葬が初動になる以上は、余程の事がない限り初手で手札事故にはならないので特に気にならないレベルです。自身のデメリットを自身でカバーしている強いカードだと言えます。

 

評価:95点

 

 

《クリムゾン・ヘルガイア》

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1ターンに1度、「レッド・デーモンズ・ドラゴン」及びその名称が記されたカードをサーチまたは墓地から回収する効果、「レッド・デーモンズ・ドラゴン」の攻撃宣言時に相手モンスターを全て裏守備にする効果、場のモンスターが破壊された場合に「レッド・デーモンズ・ドラゴン」を蘇生する効果を持ちます。

レッドデーモンズの名称が付いているソウルやヴィジョン、その他魔法罠をサーチしてリソースの確保が出来るほか、裏守備効果で後手捲りの補助、追撃や壁に使えるレッドデーモンズを蘇生する効果とかなり盛られまくってます。

このカードによって今のリゾネーターの強さが支えられていると言っても過言ではありません。

全ての効果が強いので、例え先攻展開した盤面を返されてもこのカードが残っていれば巻き返せます。

欠点らしい欠点も無いので、特に非の打ち所がありません。イラストも最高です。

 

評価:100点

 

 

《アブソリュート・パワーフォース》

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レッド・デーモンズ・ドラゴン1体を対象にして、戦闘を行う場合に以下の効果を付与します。

・攻撃力1000アップ

・相手は魔法・罠・モンスター効果を発動出来ない

・守備貫通

・戦闘ダメージ2倍

レッドデーモンズを打点4000の最強モンスターにする、待望の必殺技カードです。

必殺技カードとしてはクリムゾン・ヘルフレアがありましたが、イラストにレッドデーモンズが写っているのはこのカードが初です。

付与される効果は盛りだくさんですが、やる事と言えば「相手の守備モンスターを守備貫通戦闘ダメージ倍で殴る」の1点に尽きます。

前述したヘルガイアの裏守備効果と組み合わせ、相手の守備力0のモンスターを殴るだけでワンキルが成立する様は、まさにキングのエースに相応しいパワーとロマンに満ち溢れています。

欠点はレッドデーモンズがいなければ使用出来ない点ですが、専用の必殺技カードなのでそこはご愛嬌ですね。

 

評価:90点

 

 

《デモンズ・ゴーレム》

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場の攻撃力2000以上のモンスターを次のターンのエンドフェイズまで除外する効果、さらに「レッド・デーモンズ・ドラゴン」またはその名称が記されたシンクロモンスターが存在する状態で発動すれば、追加でデモンズ・チェーンをデッキ・墓地からセット出来る効果を持ちます。

まさかのデモンズチェーン関連カードで、初見での評価はあまり高くありませんでしたが、単体で機能してヘルガイアで使い回せる除去として見れば割と強いカードだと解りました。

通常罠なので、ヘルガイアでサーチ後アリアーヌのコストに使うなど動きの選択肢も増やせます。

欠点は罠なので発動が遅い点とセットしたデモンズチェーンを即発動出来ない点ですね。即発動出来れば更に評価が高かったですが、そんな美味い話はありませんでした。

 

評価:85点

 

 

《スカーレッド・ゾーン》

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「レッド・デーモンズ・ドラゴン」またはその名称が記されたシンクロモンスターが存在する状態で相手がカード効果を発動した時に場のカードを1枚破壊する効果、除外されている闇ドラゴンシンクロを特殊召喚する効果を持ちます。

破壊効果の発動条件にはレッドデーモンズの存在を要求されますが、他のコスト等は不要なため条件に見合った効果と言えます。

破壊耐性を無視するためにレッドデーモンズを除外された場合でも、ターン1で帰還させる事が出来るので、ソウルの破壊耐性とヘルガイアの蘇生効果を合わせて場持ちの良さを更に底上げします。

欠点はどちらの効果もシンクロ体を要求されるため単体では機能しない点ですが、動き方の選択肢を広げてくれる重要な1枚です。

このカードの使い方に最も使用者のプレイスキルが出ると感じています。

 

評価:90点

 

 

《スカーレッド・デーモン》

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場か墓地に居る場合に、自身を「レッド・デーモンズ・ドラゴン」として扱う効果、モンスターゾーンから墓地に送られた場合にEXデッキからレッドデーモンズをシンクロ扱いで特殊召喚し、この時にシンクロ素材として墓地に送られていたら、ついでに相手の攻撃表示モンスターを全て破壊する効果を持ちます。

レッドデーモンズとして扱い、かつテキストに「レッド・デーモンズ・ドラゴン」の名称が記されているので、これまで紹介した各種サポートを全て受ける事が出来ます。

更に墓地に送られるだけでレッドデーモンズをEX

から特殊召喚するので、追加の打点や場持ちの良さを兼任出来る非常に使いやすい1枚です。

攻撃表示モンスターを破壊する効果のおかげで後手捲りも比較的簡単になったので、後攻で相手の盤面を突破する際には積極的に通しにいきたい効果です。

欠点は非チューナーに闇属性指定がある点と、場で使える効果が無い点ですが、闇属性指定はボーンが居ますし、レッドデーモンズを召喚する効果の唯一性は他のカードには出来ない事なので特に問題にはなりません。レッドデーモンズを活かすという意味では最高のカードです。今後もお世話になります。

 

評価:100点

 

 

●まとめ

今回の新規によって、リゾネーターはこれまでとは次元が違うレベルで強化されました。

擬似的ではありますが1枚初動も手に入れ、環境デッキとまではいかずともそれなりに強いデッキぐらいにはなっています。

これだけの強化があれば簡単に負けることはありません。目標としていた大規模大会での優勝も夢ではありません。

普段出ている大会でもストラクが出てからは高めの勝率をキープ出来ているので、良い結果を報告出来る日も近いかもしれませんね。

そんな訳で超久しぶりの更新ではありましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

それではまた次回に(・ω・)ノ

カオス・ミラージュ・ドラゴンについて

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皆さんこんにちはm(_ _)m

 

今回は、先日Twitterにて公開したリゾネーターに採用しているカオス・ミラージュ・ドラゴンの使い方について解説していきます。

 

 

●デッキレシピ

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Twitterにて公開したレシピです。参考までに。

 

●カード解説

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除外されている光闇モンスターを帰還させる起動効果と、S素材になった場合に他の素材にしたモンスターの数まで相手のカードを除外出来る効果を持ちます。

 

①の効果で風来王などの除外されているモンスターを再利用しつつレッドデーモンズに繋ぎ、②の効果で相手のカードを除去するのが主な採用理由です。

役割こそ至極単純なものですが、後攻時の返しが苦手なリゾネーターにとって必要な効果なので今回採用に至りました。光属性なのもポイント高いです。

 

 

●使い方

基本的には上述の通りなので、応用した例を書いていきます。

 

・ミラージュ+墓穴

相手の除外からも帰還出来るので、墓穴で相手のシェイレーンなどを除外した際に利用します。ビーズテッドでも代用可。

・ミラージュ+抹殺

抹殺で風来王などを除外し、ミラージュの効果で帰還させる事でシンクロしながら墓地に落とせます。メインの枠を取りますが、黄金櫃を採用して黒き森のウィッチなどを除外して利用するのも選択肢になります。

・ミラージュ+ライジン

墓地にライジングと星1リゾネーターが2体いる状況で、

ライジング効果でリゾネーター2体蘇生

ミラージュ効果でライジング帰還

4+1+1+6でスーパーノヴァに繋がります。

ライジング効果は使えるけどEXに出せるカードが特に無い…」という状況からスーパーノヴァを召喚し、更に素材になった時の効果で相手の場を3枚除外するので通れば一気に逆転出来ます。

 

というわけで解説は以上です。

今回書いたのは例に過ぎないので、使っていく中での新たな発見やその先の勝利に繋がれば幸いです。

竜族なのでサーチが難しい点が玉に瑕ですが、それでも採用して損はないぐらいの強さはあると思います。

相変わらずリゾネーター強化が無いので厳しい環境ですが、まぁそれなりに考えていくつもりです。

 

ではまた次回(・ω・)ノ

相剣リゾネーター

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皆さんこんにちは。毎度の事ながら久しぶりの更新ですね()

 

今回は最近使っていた相剣リゾネーターデッキについて解説していこうと思います。

マスターデュエルにも相剣が実装されたので構築が可能になりました。OCGと環境は異なりますが、構築や展開ルートは流用できるので参考になれば幸いです。

 

●デッキレシピ

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※2022年4月1日適用リミットレギュレーション時点での構築になります

 

クリムゾン+星4の動きを軸としながら、使神官アスカトルや相剣ギミックの採用によって1ターンに最大3回展開を仕掛けることができ、先攻なら相手の誘発を、後攻なら妨害を貫通して展開するプランです。

レッドデーモンが軒並み除去能力に長けているので、1度効果が通れば盤面を除去出来ます。

これまで使っていた各カードへの考え方を見直し、安定性と展開力を兼ねた構築に出来たので、完成度は高いと思います。

 

 

●メインデッキ

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今回の構築は1ターンに複数回の展開を狙いとしているので、召喚権を使用するカードを可能な限り削減しました。

理想としてはクリムゾン+風来王、使神官+コスト、龍相剣現が揃えば最大3回展開を仕掛ける事が出来ます。そのような手札が揃う事は滅多にありませんが、この3種のうち2種が揃えば誘発や妨害の貫通が狙えるほか、それぞれのカードの噛み合いも良いので展開の組み合わせも豊富です。

また、それぞれの動きに対するメタを少しずらす事で相手の誘発の消費を誘い、結果的に相手の手数を減らす目的もあります。

ただでさえ全国のリゾネーター使いがチューナー事故に悩まされているにも関わらず、進歩も無く引きに左右される構築そのものに問題があると考え、改めて採用理由を見直した結果が今回の構築です。

 

《シンクローン・リゾネーター》

《クリムゾン・リゾネーター》

《クリエイト・リゾネーター》

《コール・リゾネーター》

少し前にクリエイト無しの構築を試したりしましたが、無いと不便な状況が多かったので必須です。

レッドリゾネーターが不採用になった理由は、前述の通り召喚権を使用するとして削減された点と、リゾネーターを引く確率そのものを減らす目的で不採用となりました。

 

《風来王 ワイルド・ワインド》

リゾネーターと相性が良く、召喚権を使わないモンスターがこのカードぐらいしか無かったので3枚採用です。

サーチ効果で手札コストの確保や灰流うららなどの妨害を誘えるので上手く使っていきましょう。

 

《使神官ーアスカトル》

《赤蟻アスカトル》

召喚権を使わずに8シンクロを出せるので採用しています。

コマンド・リゾネーターや相剣軍師ー龍淵と異なり、手札コストに指定が無いので手軽に使えます。

また、ライジングに無限泡影を受けた際にこのカードを出し、赤蟻とライジングでアビス→戦闘ダメージを与えて赤蟻を蘇生しカオスルーラーという流れもあるので貫通札としても優秀です。

 

 

《相剣師ー莫邪》

《相剣師ー泰阿》

《龍相剣現》

相剣ギミックです。レベル4が1枚初動になり得る選択肢としてバスター出張もありましたが、枠を取り過ぎてしまう点と引きたくないカードが増えてしまう点が気になったので相剣を選択しました。

龍相剣現を1枚初動として換算し、そのサーチ先として莫邪と泰阿を計4枚採用しています。

枚数がやや控えめですが、莫邪と泰阿は単独では1枚初動とならないため、引き過ぎない程度にした方が良いという判断です。

OCGでは剣現が準制限でしたが、先日の改訂で制限解除されたので実質強化されました。

 

《増殖するG》

《灰流うらら》

《D.D.クロウ》

《無限泡影》

採用理由は相手の展開の妨害です。まあいつも通りですね。

相手に展開されることはほとんどの場合敗北に繋がるので、引き込めるように計11枚の枠を取りました。

現在はDDクロウが採用されていますが、後攻での墓穴やムドラがケア出来るように屋敷わらしへ変更も考えています。ただ、クロウはルーラーで拾えるメリットが大きいので今後の環境次第では続投も十分あり得ます。

 

《金満で謙虚な壺》

安定性を高めるために採用です。

莫邪と若干噛み合いが悪いですが、他のドローソースはリゾネーターでは扱いにくいのでやむを得ません。

 

《墓穴の指名者》

《抹殺の指名者》

誘発避けです。

展開を通さないことには勝ちを見込めないので、手札誘発不採用の環境にでもならない限りは必要です。

 

 

《スカーレッド・レイン》

引き込めれば質の高い妨害になるので採用しています。

リゾネーターが無くても相剣やアスカトルが通れば使える点もポイント高いです。

1枚引ければ十分かつダブりが嫌だったので2枚にしていましたが、次環境ではスプライトの着地狩りやティアラの展開を軒並み除去出来るので3枚採用の過激派構築も視野。

 

 

 

エクストラデッキ

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自分の個人的なポリシーから、シンクロ以外はほぼ使わないように構築しています。(構築上必要な場合を除く)

 

 

《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》

魂です。

稀に採用していない構築を見かけますが、3000打点かつ特にデメリット効果も無いレッドデーモン名称なので必須です。

 

《レッド・ライジング・ドラゴン

3枚必須です。このカードが無いと展開すらままならないので減らす選択肢がありません。

リゾネーターの展開の要であり、金謙でも削らないぐらい重要なカードです。

このカードに対する墓穴と泡影は法律で禁止すべきだと思います。

 

《妖精竜 エンシェント》

素材縛りの無いレベル7闇ドラゴンシンクロはこのカードしか無いので仕方なく採用しています。

稀に相手の発動したフィールド魔法のおかげで破壊効果を使えたりするので、効果は把握しておきましょう。

 

《相剣大師ー赤霄》

相剣ギミックから出して後続の相剣をサーチして更に妨害まで出来るやたら強いカード。

相剣を入れるなら1枚は確実に用意しておくべきです。

光属性なので地味にルーラーのコストにもなれます。

 

《混沌魔竜 カオス・ルーラー》

名誉レッドデーモンです。

5枚落としでアドバンテージを稼ぐとともに、手に入れたカード次第では更なる展開を狙える上、自己蘇生まで出来る至れり尽せりな1枚。

稀に2枚欲しくなるタイミングがあるので出来れば複数用意しておきたいですが、枠に余裕があまり無いです。

 

《琰魔竜 レッド・デーモン》

たまにスカーライトを上回る打点を並べられる事があるので、その状況を返せるように採用しています。

 

《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》

先攻展開用と、展開の中継点および蓋用の合計2枚採用しています。構築上シンクローンが引ければ出しやすいので、複数採用することで1体目が除外されて再利用出来なくなった際のケアも兼ねています。

 

《琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》

レッドデーモンを蘇生出来るので、適当なリゾネーターをリリースして手軽に打点を並べられます。

一気に6000以上の打点を用意出来るので個人的には必須です。

 

《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント

出す頻度こそ少ないですが、自発的に全体除去が出来るという点を評価して採用しています。

素材縛りもチューナーが2体必要というくらいなので、他に採用したいカードが無ければ用意して損はありません。

 

《琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》

シンクロ召喚時に相手の効果発動を封じるので基本的に最後の詰めで出します。

主な組み合わせはカオスルーラー+クリエイト+シンクローンなので、手札からリゾネーターを出せば召喚時に何らかの妨害をされない限り確実に相手を封殺出来ます。

さらに戦闘破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えるので、神の宣告などで相手のライフが減っている場合は合計4000ダメージでそのまま勝利出来る点でも採用しない選択肢はありません。

 

《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》

召喚に成功すればメインギミックでこれに対処出来るデッキは少なく、勝利に大きく近づきます。

必要なカードが揃えば積極的に召喚を狙い、召喚後は確実に勝てるように立ち回ればおよそ負ける事は無いです。

仮に何らかの方法で処理されても、一度デッキが回っていれば手札と墓地にリソースは揃っているはずなので落ち着いて盤面を作り直せば問題ありません。

 

《旧神ヌトス》

サイドに月女神の鏃を採用しているので落とす用です。

 

コードブレイカー・ウイルスソードマン》

サイドに魔デッキを採用しているので媒体として用意。

場に出す事はほぼ無いですが、追加の打点が欲しい時などに必要に応じて出したりもします。

また、月女神の鏃で落としてスプライトエルフを除去する狙いも兼ねています。

 

 

●不採用になったカード

《白の聖女エクレシア》

自身を特殊召喚する効果、相剣サポート効果、光属性、レベル4チューナー、イラストアドを兼ね備える便利なカードですが、肝心の相剣サポート効果を構築上使いづらいので不採用としました。

莫邪、泰阿を特殊召喚しても手札や墓地に相剣が無ければ効果は使用出来ないので1枚初動にはならず、かといって他の相剣を採用して枚数を増やせば、逆に安定しなかったり「これ相剣デッキでよくね?」となりかねません。

 

《白銀の城の召使い アリアーヌ》

召喚権を使ってしまう点と罠の安定供給が難しいので、現状では扱いにくいです。

スカーレッドレインをコストに出来れば強いですが、裏を返せばそれくらいしかコストにして強いカードがありません。

 

《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》

《月華竜 ブラック・ローズ》

泰阿のコストで龍相剣現を除外してレベルを下げれば出せます。

妨害としては優秀なのですが、あらゆる面で赤霄の優秀さを上回る事が出来ませんでした。

スカーレッドレインの発動条件を満たせない点も噛み合いが悪いです。

 

《フルール・ド・バロネス》

《相剣大公ー承影》

この2体ほど強力なシンクロモンスターを採用していない理由はただ1つ…「闇属性ドラゴン族シンクロモンスターではないから」です。

召喚する機会はいくらでも作れるので、採用してもなんら問題ありません。

むしろ採用した方が良いです。

 

 

 

●今後について

今回の構築は、シンクロ召喚を行うという点においてはかなり使いやすいです。先日開催されたでるた杯でも使用しましたが目立った事故もなく動けたので、テーマ同士の噛み合いの良さが安定性を底上げし、事故率の軽減に繋がっています。

マスターデュエルにおいても、環境に合わせて調整すれば十分に戦えるとは思いますが、最近登場した勇者やふわんだりぃずが非常に厄介かつアナコンダデストロイもしっかり生きているのでその辺りのメタは必須になりますね。

 

OCGではスプライトとイシズティアラメンツが環境デッキという位置付けとなっています。

どちらもテーマとしての性能が非常に高く、それぞれの対応力もさることながら、安定性はスプライト、デッキパワーはイシズティアラメンツが上回るというのが個人的な印象です。

また、環境デッキのすぐ下にはエルドリッチやふわんだりぃずなどの先攻を取ればかなり強いタイプのテーマも居るため、これら全てに真正面から立ち向かっていてはまず勝てないでしょう。弱点となるメタもバラけているので、サイドデッキのカード選択はかなり難しくなっています。

新弾のダークウィング・ブラストの発売によってまた環境が変化していくので、その変化に対応出来るように最適な選択肢を選んでいきたいですね。

 

 

では長くなりましたが今回はこの辺で。

また次回(・ω・)ノ

リゾネーターについての所感

皆さんこんにちは

 

何処ぞの国がばら撒いたウィルスの影響で大会が無くなり更新が滞っていましたが、暇なので生存報告もかねて更新します。

 

今回はタイトル通り、リゾネーターの構築についてあれこれ語ります。

 

●デッキレシピ

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クリムゾン+星4の組み合わせによる展開を主軸としつつ、妨害を受けた時の脆さをサブギミックで補強する構築です。

 

指名者をフル投入して先攻で誘発貫通ブン回しオラァ!な構築も悪くないですが、

「墓穴を引いてたけど相手の誘発が無限泡影で負けた」

「初手に指名者はあるけど展開札が無い」

「指名者フル投入なのに引けなくて誘発が致命的だった」

みたいな状態が嫌いなので今回は見送りです。

 

そのため、誘発を受ける事は前提として

・メインギミックに受けたくない誘発を受けられる

・単体である程度機能する

・リゾネーターと相性が良い

という条件に合うカードを、他の方の構築や意見を参考にしつつ取り揃えました。

シンクロがメインギミックとなる以上は手札事故がどうしてもついて来るので、自分の動きを安定させる事が何よりも最優先です。

 

 

●採用カード解説

レッド・デーモンやリゾネーター関連のカードはこれまでに何度も解説したので、新しく採用されたカードについて書いていきます。

 

・メインデッキ

《サイバース・ガジェット》

召喚時に星2以下のモンスターを蘇生する、光属性の星4非チューナーです。

気分的には類似効果を持つレッド・スプリンターを入れたいところですが、汎用性やカードパワーを考えるとスプリンターが勝てる要素が攻撃力ぐらいしか無いのでガジェットを採用しています。早く強化よこせ。

また、場から墓地に送られた場合にトークンを特殊召喚するので、後述の《瑚之龍》《ドロドロゴン》のルートに派生出来ます。

 

《ドラゴンメイド・チェイム》

《ドラゴンメイドのお片付け》

キングなのでメイドを雇いました。

という話はさておき、チェイムとサーチ先となるお片付けを採用して非チューナーと妨害を同時に用意出来るようにしています。

もしチェイムしか動ける札が無かったとしても、お片付けによって自身が妨害となれるので無駄がなく、墓地効果によって展開要員もこなせるのでまさに至れり尽くせり。

また、クリムゾン+チェイムで動く際は個人的にスーパーノヴァよりアビス・ベリアルの盤面が良いと思ってます。(確実に2妨害を使えて盤面を残せるため。大会が無いので正解かは不明です)

 

トリックスター・キャンディナ》

トリックスター・キャロベイン》

トリックスター・ライトステージ》

星4でサーチ効果持ち、特殊召喚可能な星5、サーチ効果持ちで実質サイクロンのフィールド魔法が揃ったパワカ軍団。

採用理由は伏せカードのケアです。最初はライストやコズサイなどをメインに採用して直接的な解決を計っていましたが、展開には絡めないのでかえって事故になる事が度々起こりました。そこで、伏せに触れつつ展開も出来る選択肢としてトリックスターの採用となりました。

さらにライトステージはフィールドの張り替えによって後述の魔鍾洞の解除を行える点でも優秀です。

 

《赤蟻アスカトル》

《使神官ーアスカトル》

使神官の効果で召喚権を使わずに星8シンクロの素材を用意出来ます。

最近のリゾネーターの構築には、アスカトルに加えてサイキックリフレクターなどのバスター出張セットが採用されている事が多く見受けられます。

事実上の1枚初動ですし安定性にも貢献するので良い選択肢と思いますが、今回の構築のコンセプトはあくまで「メインギミックをサブギミックで補強する」なので、枠を多く取ってしまうバスター出張はサブギミックの定義からは外れると考えて採用を見送りました。

リフレクターを使った展開の柔軟性よりもアスカトルの手軽さを重視しています。

また、アスカトルは蟻を引いてしまった場合でもキャロベインと8シンクロ出来ますし、使神官も自身の特殊召喚は出来るので「バスターモードを素引きして機能不全になった」みたいな事もありません。

 

《妖精伝記ーシラユキ》

月の書内蔵のチートカード。

後手で相手の展開を越える際に役立つほか、先攻でも墓地にあるだけで相手ターンの妨害になるので、手数の少ないリゾネーターにとっては重要な1枚となっています。

 

《テラ・フォーミング》

《魔鍾洞》

最強の闇のカードとそれをサーチ出来るカードです。

魔鍾洞は言わずもがなの強さで、先攻展開されても相手の動きを封殺して時間稼ぎが出来ます。

テラフォはこの構築において「サイクロン+非チューナー」or「相手の足止め」のどちらかを選べるパワーカードです。上手く使いましょう。

 

エクストラデッキ

《瑚之龍》

サイガジェの派生ルートその1。

星2チューナー+サイガジェで動く際に必要となるので必須です。

サイガジェから瑚之龍を出し、さらにトークンとカオスルーラーに繋ぐことで、若干運任せですが強欲な壺みたいな事が出来ます。

後手で相手の盤面を越える際にも、何らかの破壊効果が欲しくなるので重宝します。

 

《ドロドロゴン》

《烙印竜アルビオン

《ヴァレルロード・F・ドラゴン》

サイガジェの派生ルートその2。リンクを捨てた代わりに融合を取り入れました。

サイガジェからドロドロゴンを出すことで、アルビオンを経由してフュリアスを召喚出来ます。

フリーチェーンの破壊効果が弱い訳ないので、初手にシンクローンが無い場合に確実な妨害を用意したい場合はこちらのルートもアリです。

場か墓地に闇ドラゴンが1体でも居れば一瞬で2500、3000の打点を並べる事も出来るので、墓地にカオスルーラーがあればワンキルも視野に入ります。

融合体はどちらも星8なので、ライジングの墓地効果でシンクローン2体とタイラントになれるのが地味にこだわりポイント。

 

 

●次点、入れ替え候補

今回のレシピには入っていないものの、他に選択肢として考えていたカードをいくつか紹介しておきます。

 

《チェーン・リゾネーター》

光属性でそれなりに強い効果を持つリゾネーターです。

アスカトルでカオスルーラーを出した際に、このカードがあればスーパーノヴァアビスの盤面に行けます。

リフレクターも採用していれば同時に採用していたと思いますが、アスカトルのみで上記の盤面を目指すのは安定性を損なうと考えて見送りました。

 

《サイキック・リフレクター》など

前述の通りです。

 

《風来王 ワイルド・ワインド》

たまに「ここでリゾネーターをサーチ出来たらなぁ」と思う事があるので、調整の結果次第では採用したいカードです。

アスカトルのコストとして捨てるだけでも美味しいので、黒き森のウィッチが不採用でも一考の余地はあります。

 

《BFー精鋭のゼピュロス》

クリムゾンとスーパーノヴァアビスの盤面を目指せるほか、魔鍾洞をコストで戻して解除が出来るので便利な1枚です。

 

召喚獣メルカバー》

サイガジェのトークンが光属性なので、ドロドロゴンをアレイスター扱いにして召喚出来ます。

妨害としては申し分ない強さですが、種族とレベルがその後の展開に噛み合わない点が玉に瑕。

 

《金満で謙虚な壺》

安定性を高めるドローソースが欲しいので採用したいところです。

ちなみに除外するカードを間違えると敗北に繋がる場合がありますが、正解かどうかは未来予知でもしない限りは分かりません。除外したカードを使わずに済むようなプレイングが求められます。

今回採用していない理由としては、「状況に合わせて動きの選択肢を広く取れる状態が望ましい」という考えている為です。

ただでさえ動きの幅が狭いテーマなので自ら選択肢を減らす行為はしたくないですが、後述の構築方針に合うカードでもあるので、多少の犠牲もやむを得ないとも思います。

 

《水晶機巧ーハリファイバー》

《トロイメア・ユニコーン

《アクセスコード・トーカー》

今回はリンクを捨てて不採用としていますが、別に弱いわけではないので枠を確保出来れば十分採用圏内です。

 

 

●構築の方針

今回の構築では、手札事故に対する考え方を少し変えています。

これまでは手札にリゾネーターしかない場合でも展開出来るように、ハリファイバーからアウローラドン展開やリンク4に繋ぐギミックを採用するなどの選択肢を取ってきました。

しかしクリムゾンリゾネーターを採用していると、効果による縛りのせいで「手札にリゾネーターしかなく、展開も出来ない」といった状態がどうしても訪れます。

そのため、手札が揃うまで「待つ」選択肢が取れる構築を目指しました。多くのサーチカードを利用したデッキ圧縮と魔鍾洞などがその方針の表れです。

もちろん待つのにも限度がありますが、非チューナーの枠を多めに取って動ける組み合わせを増やしているので、2ターン程度なら誘発などの妨害で生き残れる想定です。

手札事故となった場合に待つ選択肢を取るなら罠型が良いのでは?と思われるかもしれません。正直なところ罠を増やしたい気持ちもありますが、調整不足につき現状では切り捨てられるカードが全く分かりません。あくまで自分が思うがままに組んだ構築です。 

多分この記事を公開した後に構築を変えると思います。

 

 

今回は以上です。

軽めに書くつもりが、気づいたら4000字近くになってました。

また大会が開かれるようになって、何かしら結果を残せた暁にはまた何か書くと思います。

 

ではまた(・ω・)ノ

デッキ解説ーリフレクター型リゾネーター(9/13)

皆さんこんにちはm(_ _)m

 

前回の予告通り、レッドデーモンズドラゴンCSで使用したリゾネーターデッキの解説を書いていきます。

 

毎度ながら長文となっていますので時間のある時にお読みください。

 

●デッキレシピ

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サイキックリフレクターを採用し、カオスルーラーと併せて実質的な1枚初動を実現させ、安定性を高めた構築です。

今回はシングル戦でサイドが無いので、メインデッキは同系統のリゾネーターに勝つ事を狙いとして、それに寄せた構成になっています。

 

 

●メインデッキ

ただ1回の負けも許されないので、手札事故は死を意味します。

よって、安定性が高くリゾネーターやレッドデーモンズに繋げやすいという事でリフレクター型を選択しました。他にはヴァレットやHEROの選択肢も考えていましたが、それぞれのデメリットやエクストラ制限のルールもあり見送りました。

 

 

《クリムゾン・リゾネーター》

3枚確定。入れない理由が無いぐらいのパワーカードです。

闇ドラゴンSしか出せなくなるデメリットがあるのでリンクに繋ぎにくいのは難点ですが、エクストラに闇ドラゴンSしか入ってないので関係ありません。

 

《シンクローン・リゾネーター》

場にシンクロが居れば特殊召喚出来る効果と回収効果、どちらも重宝します。

スーパーノヴァルートの兼ね合いから素引きすると強い場合と弱い場合があるので、必要最低限の2枚にしています。

 

《レッド・リゾネーター》

クリムゾンの登場によって活躍の機会が無くなりがちになってますが、素引きするとうららや泡影のケアになるパターンがあるので不採用になる事は無いです。

 

・誘発ケアパターン

手札:クリムゾン、レゾネ、風来王

1.クリムゾンss、レゾネns効果(泡影チェック)

2.風来王ss、レゾネと風来王でライジング(泡影)

3.ライジング効果でレゾネss &回復

4.レゾネライジングでカオスルーラー(うららチェック)

5.クリムゾン効果、シンクローン2体ssしてスーパーノヴァ

 

最後のクリムゾンまでに妨害が使われればスーパーノヴァに行けるパターンです。現状この3枚でしか成り立ちませんが、手札に揃っている場合はやる価値があります。

増Gを持たれている場合は最初のクリムゾンに使われるはずなので、墓穴などが無い場合は止まる事も出来ます。

もし最後のクリムゾンに妨害を受けた場合でも、シンクローンが引けているならアビス、無くてもクリムゾン+ルーラーのままターンを渡せば次のターンでスーパーノヴァに行けるので問題ありません。

(墓地の風来王でクリムゾンサーチ、カオスルーラーを自己蘇生でスーパーノヴァ)

 

《クリエイト・リゾネーター》

貴重な星3リゾネーター。

リフレクターやカオスルーラーによって8シンクロを場に供給しやすくなっているので腐る場面も少なくなりました。

 

《コール・リゾネーター》

上記リゾネーター達を自由に手札に持って来れるので採用しない意味はありません。

 

《風来王ワイルド・ワインド》

自身を特殊召喚出来る効果とサーチ効果、どちらもリゾネーターと相性が良い必須カードです。

クリムゾンと一緒に引ければ召喚権を使わずにスーパーノヴァに繋がりますし、次のターンにサーチ効果で状況に応じたリゾネーターをサーチすればアドバンテージ面でも損がありません。

 

《サイキック・リフレクター》

《バスター・ビースト》

《バスター・スナイパー》

《緊急テレポート》

《バスター・モード》

バスターギミックです。

リフレクター3、スナイパー3、緊テレ2の8枚が1枚初動になれます。

運が良ければ緊テレ1枚からスーパーノヴァを出せる可能性もあるので、最も相性が良いとさえ思っています。

リフレクター型を選択するメリットは、シンクロ以外の召喚法を使わずに1枚で動ける点です。他に相性が良いテーマとしてヴァレットやHEROが挙げられる事が多いですが、ヴァレットはストライカードラゴンが無ければ1枚初動にならず、HEROはイゾルデを経由しなければそもそもシンクロに繋がりません。

「リゾネーターと組み合わせて動ける」という点で、リフレクター型は他のテーマより優れています。

 

《教導の聖女エクレシア》

《教導の騎士フルルドリス》

今回の構築では闇属性と地属性のモンスターが大半を占めており、カオスルーラーの蘇生効果を使えない状況が多くなりました。

当初は強欲で金満な壺などのサブギミックを用意していましたがやむなく断念し、光属性で相性が良いカードとしてエクレシアとフルルドリスの採用に至りました。

この教導ギミックは光属性の供給以外でもカオスルーラーと相性が良く、リフレクター1枚でのワンキルを達成出来ます。

 

・ワンキルルート

リフレクターからカオスルーラー

ルーラー効果でエクレシアを拾う

エクレシア効果で自身ss、フルルドリスサーチ

ルルドリス効果で自身ssしてバトル

ルルドリス効果で教導の攻撃力が500アップするので3000+2000+3000でワンキル

 

また、エクレシアは教導の動きで1枚初動としても機能するので事故軽減にもなります。

単独で動きながら展開のサポートまでこなすパワーカード。他のテーマにも広く採用される理由が分かりますね。

 

《増殖するG》

《灰流うらら》

《無限泡影》

今回採用した手札誘発です。

リゾネーターにおいてスーパーノヴァを出す過程で最も痛手になるカードを各3枚ずつ合計9枚採用し、スーパーノヴァを出させないもしくは出されても攻略出来るようにしています。

 

《ハーピィの羽根箒》

相手側からの墓穴など、伏せを除去する必要性はいつでも着いてきます。

特に今回はスカーレッド・レインという除去必須の脅威が伏せられている可能性が高いので、何かしらの伏せ除去カードは必須です。

 

《墓穴の指名者》

相手からの誘発をケアするのと、墓地利用テーマが多い事が予想されるのでそれに対するメタとして採用しています。

リゾネーターとのミラーマッチを想定して抹殺の指名者の採用も考えていましたが、枠の問題もあり今回は不採用としました。結果として参加者の半数はリゾネーター以外のテーマで、3回対戦した内2回がミラーでは無かったので良い方向に転びました。

 

《禁じられた一滴》

初手に誘発が無く、相手の先攻展開を許してしまった場合に備えての採用です。

コストが必要な点は冥王結界波に劣りますが、速攻魔法なので相手の行動を見ながら使える点、攻撃力を半分にする点、相手ターンで妨害に使える点を評価して一滴を選択しました。

 

《スカーレッド・レイン》

最初は抹殺の指名者で除外して、相手のスカーレッド・レインを封じる目的での採用でしたが、引き込んだ際やカオスルーラーで落ちた際のパワーが凄まじかったので非常に気に入りました。やはり使わずに評価するのはいけませんね。

CSの前日の遊戯王の日にてヌメロンとの対戦があったのですが、このカードでメガトンゲイルを除外して勝利出来たので実戦でも問題なく運用出来る事は確認済みです。

使いまわせるので枚数は1枚で十分だと思います。

 

エクストラデッキ

今回は「エクストラデッキにレッド・デーモン及び進化体を10枚以上採用する」というルールがあったので、それに則って構築しています。

ちなみにレッド・ライジング・ドラゴンはレッドデーモン系に含まれないとの事です。

 

《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》

はい、魂です。

当ブログで何度も語ってきましたが、今回は一滴の登場で活躍の場が広がりました。単純に破壊対象が倍になる上に、効果無効によって破壊耐性が消えるのでほぼ確実に盤面を処理出来ます。

 

《レッド・ライジング・ドラゴン

リゾネーターを使うなら必須です。

今回はリフレクター型なので1枚は減らしてもそれほど問題はありませんが、長期戦になった場合は3枚目が必要になる事があるのであるに越した事はありません。

 

《混沌魔龍カオス・ルーラー》

このカードが現在のリゾネーターの根幹を支えています。アドの獲得や継戦能力、種族属性も完璧にマッチしていて正直頼りまくってます。

星8シンクロなのでレッドデーモンズと召喚機会の取り合いになるのが難点。状況に応じた使い分けをしっかり見極める必要があります。

 

《琰魔竜レッド・デーモン》

攻撃表示ならば、攻撃力の上回る相手でも破壊出来る点でスカーライトより有用です。

一滴が無い場合のアビス+ベリアル盤面の突破に必要なので必須です。

 

《琰魔竜レッド・デーモン・アビス》

レッド・デーモン名称で唯一の妨害です。

単純な発動無効ではなくヴェーラー泡影のような発動ターン中の無効なので、後出しでもある程度機能する点が優秀です。

戦闘ダメージを与えるとチューナーを蘇生出来るので、リフレクターを蘇生して後続のスナイパーをサーチしつつ、アビスの横にカオスルーラーを立ててアドを獲るというこれまででは考えられなかったレベルの動きが可能になりました。

 

《琰魔竜レッド・デーモン・ベリアル》

モンスターをリリースしてレッド・デーモンを蘇生出来ます。

墓地にレッドデーモンがあれば、場のチューナーが攻撃力3000以上の打点になるわけですから単純に強力です。

こちらは戦闘ダメージを与えると墓地とデッキから同じレベルのチューナーを2体出せます。

シンクローンとリフレクターを出して盤面を固めたり、レゾネで回復したりと応用が効く能力です。

 

《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント

召喚無効カードは使用不可のルールがあったので居ないとは思いましたが、罠型や伏せ系のデッキとの対戦になった場合、羽根箒しか解答が無いので引けない場合があります。

基本的には妨害の影響が少なくなるように動いて相手のリソースを削っていく形になるわけですが、おそらく先攻を取れない限りスーパーノヴァやアビスの召喚は妨害されるはずなので、羽根箒だけでは不十分だと感じ、素材縛りが緩く全体除去が出来るタイラントを採用しました。

伏せ系のデッキに対して毎ターンプレッシャーをかけられるレッドデーモンはタイラントだけです。

ルルドリス+シンクローン2体の組み合わせでも出せるので、意表を突く意味でも必要だと感じました。

 

《琰魔竜王レッド・デーモン・カラミティ》

シンクロ召喚時に場のカードの効果を相手のみ封じます。

チェーン不可の効果なので、召喚無効カードが無い今大会では最強クラスの効果です。

もし泥沼に持ち込まれればジリ貧になる可能性があるので、戦闘破壊時のバーン効果も併せて短時間で勝負を決められるカラミティは頼りになります。

 

《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》

今日の最強カードどころか遊戯王の歴史の中でも上位クラスの最強カードです。

相手の場を全て除外する効果がある上に、自身は効果破壊耐性があるのでドラグーンにすら負けません。初手で召喚するだけで割と高い確率で勝負が決まります。

一滴や泡影はモロに受けてしまいますが、スカーレッドレインがあればそれらを回避しつつ妨害が出来るのでまさに一石二鳥。今後も頼りになる切り札です。

 

 

●今後について

10月の制限改訂が発表され、リゾネーターは規制されませんでしたが墓穴の指名者が準制限になりました。

枚数的には1枚減っただけ、抹殺の指名者を入れれば良いかというとそんな訳はありません。

墓穴の減少によって、単純に相手の誘発が通りやすくなるのは目に見えて分かると思いますが、環境的には苦手対面であるエルドリッチが増える事が予想されます。というか既に増えてます。

伏せ系デッキに対しては、タイラントの項でも書いたように相手のリソース消費を迫るプレイを主にしていたのですが、エルドリッチは消費したリソースがそのまま次のリソースを呼び込むので次のターンには回復してしまいます。これではリゾネーターのパワーでは追いつけません。

サイドから伏せ除去カードを何枚入れても「引けたから勝った」「引けなかったから負けた」ではただの運任せです。現在の構築でも勝ち得る要素はあると思いますが、それだけでは足りません。戦い方を見直す必要があると思います。

ミドラーシュを使用する召喚ドラグマやシャドールも増えてくるので、その辺りも意識した構築とプレイングを考えていきたいですね。

 

 

 

というところで今回はここまで。

自分なりにタメになりそうな事を書いたつもりですが、よく分からない部分などはコメントで質問してください。

 

次回はいつになるか分かりませんが、CSに出る機会などがあれば、その都度何かしら書いていきたいですね。

 

ではまた(・ω・)ノ

レッドデーモンズドラゴンCSレポと感想

皆さんこんにちはm(_ _)m

 

超久しぶりの更新です。(って毎回言ってる気がする)

 

今回は「レッドデーモンズドラゴンCS」なる大会に参加してきたので、その大会レポを書いていこうと思います。

 

 

●大会レポ

特殊ルールと特殊制限が設けられたシングル戦で、参加者は自分を含めて8名でした。

小規模ではありますが、CSと銘打ってある以上はそれなりに強者が居る事が予想されるので全力で挑みました。

 

 

1回戦:ドラグニティ軸レッドデーモン

こちらの先攻で、スーパーノヴァ+エクレシアと手札にフルルドリスを構えて備えは万全。

相手の展開を妨害しつつ押し切って勝ち。

 

2回戦:DD軸レッドデーモン

相手の先攻。手札がうらら、バスタースナイパー、バスタービースト、クリエイト、スカーレッドレイン。

地獄門の発動にうららを当てるも効果は薄く、ハリファイバー+エグゼクティブテムジン+アビス+ケプラーの場を作られる。

流石に厳しいかと思ったところでドローが一滴。

バスタースナイパーから動き、リフレクターを出したところでアビスを使われたので一滴でハリとアビスを無力化。コストはクリエイトとレイン。

リフレクターから琰魔竜を出し、レインを回収しつつ場を一掃。

相手の返しをレインで飛ばして勝ち。

 

決勝:教導リゾネーター

今日初めて相手にリゾネーターを使われました←

相手の初動に増Gを当て、ライジングに泡影を使って展開を止める事に成功。

返しにクリムゾン風来王緊急テレポートレッドリゾネーターから、スーパーノヴァ+カラミティの脳筋盤面を作ってワンキルで勝ち。

 

 

優勝しました!

シングル戦で負けたら終わりというアニメさながらの緊張感があり、引き運に救われながらも無事に勝てて良かったです。

 

予想に反して様々なデッキタイプを見れましたし、自分以外のレッドデーモンズ使いと交流出来てとても心地よい時間でした。

第二回があればキングの称号を頂いたので参加したいですね。全国のレッドデーモンズ使いの方々にも参加して頂きたいと思います。我こそはという方は是非!

 

 

●感想

今大会がCSと名付けてあったこともあり、自分の目標である「リゾネーターデッキでCS優勝」が果たされたのか、自分の中で結構考えてました。

まぁ果たされようが果たされまいがリゾネーターデッキを辞めることは無いのであまり関係はないんですけどね。

想定としては環境デッキなどと対戦する大規模な大会ではありましたが、規模で差をつけるのも参加者の皆さんに失礼なので「リゾネーターデッキでCS優勝」の目標は達成ということにします!今まで応援ありがとうございました!

 

次の目標は「大規模大会での優勝」です!悔いは残しません。

 

それともう一つ、「リゾネーターデッキの普及」を目標にしようと思います。スーパーノヴァやクリムゾンの登場で注目度が高まっている今を逃す手はありません。

リゾネーターデッキを普及させる過程で需要が高まれば、人気の高いテーマとなり強化を貰いやすくなるという寸法です。まさに完璧な作戦。

その為にももっと名を上げないといけませんね。これからも頑張ります。

 

 

それでは今回はこの辺で。

次回は今大会で使用したデッキの解説記事です。制限改訂も来たのでなるべく早く書き上げたいですね。

 

ではまた(・ω・)ノ

デッキ解説ーリゾネーター(2020/3)

皆さんこんにちはm(_ _)m

 

今回は新規カードを採用したリゾネーターデッキの構築がまとまってきたので、新ルール前に解説という形で書いていこうと思います。

 

長文なので時間のある時に読むことをオススメします。

 

 

●デッキレシピ

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強欲で金満な壺を採用し、初動の安定を重視しています。

新規カードの《クリムゾン・リゾネーター》を最大限活用するために、相方となる星4モンスターはデッキの動きと噛み合うものを選びました。

可能な限り素早くシンクロ召喚に繋げ、制圧しながらビートダウンを行うことが勝ち筋です。

 

 

●そもそもの話

何故《強欲で金満な壺》を採用しようと思ったか?

自分は以前からリゾネーターデッキを安定させる手段としてドローソースを探していました。それは闇の誘惑に始まり、強欲で貪欲な壺、成金ゴブリン、時にはエンシェントリーフも採用圏内として考えていましたが、上手く運用出来ずに軒並みボツ。

この時点で既に強金は頭の片隅にはあったのですが、「ハリファイバー飛んだら詰むしな…」と考えて候補からは外していました。

 

しかし、クリムゾンリゾネーターの登場で状況は一変。その原因はカードパワーではなくこの一文。

「このカードの効果を発動するターン、自分はドラゴン族・闇属性SモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。」

 

お前にもその縛りあるんや…

 

これにより事実上、クリムゾンを使う場合はレッドデーモンズしかEXデッキから出せないという状況になりました。

はじめはクリムゾンと星4モンスターでスーパーノヴァに繋ぐことを念頭に、手札がチューナーもしくは非チューナーで固まった場合はそれぞれ単独で動ける構築を考えていましたが、その場合チューナーのみの手札ではクリムゾンの縛りが足枷となり、上手く動けない状態がかなりの頻度で発生しました。

 

そこで悩み抜いた末に、EXデッキからはレッドデーモンズ以外出さない事でEXデッキの枠を確保し、さらに複数枚搭載することで除外されるリスクを減らした上でドローソースである強金の採用に踏み切りました。

最悪でもライジング1枚とスーパーノヴァ1枚が残れば勝ちに行けるので多少のデメリットには目を瞑ります。

魂を出すために魂を異次元に投げ飛ばすという暴挙となりましたが、やむを得ません。

 

 

●基本的な動き

基本となるのはクリムゾン・リゾネーター+星4モンスターからのスカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴンです。

しかし、シンクロ召喚を行うデッキである以上チューナーと非チューナーを揃えなければ成立しません。《コール・リゾネーター》《強欲で金満な壺》などを駆使して手札を整えるのが最優先事項となります。

現ルールではワンキルや先攻制圧みたいなことはしません。というか出来ません。ですが、新ルールが適用されれば近しい事は出来るようになるので後述します。

 

 

⚫︎手札による立ち回り方

・手札にクリムゾンと星4非チューナーが揃っている場合

スーパーノヴァを出すかベリアル+アビスの盤面を作ります。どちらにするかは相手によって変わりますが、基本はスーパーノヴァです。

手札が多少弱かろうと動きましょう。動けないより100倍マシです。クリエイト+風来王で《妖精竜 エンシェント》を出すだけでも、苦し紛れではありますが立派に動けています。

 

・手札がチューナーのみ

ハリファイバーすら不採用としているので、まともに動く手段はありません。誘発や墓穴の指名者などで非チューナーを引けるまで耐えましょう。

こういった状況で耐える時にリゾネーターを引きにくくなるよう、リゾネーターの採用枚数をギリギリに抑えています。本当はもう少し増やしたいですが、他でカバー出来る範囲なので我慢です。

 

・手札が非チューナーのみ

カグヤを引けていれば即座に召喚し、誘発+カグヤでビートダウンを行います。カグヤの効果で妨害が可能なので安心感もありますし、仮に無効になっても次のカグヤは手札にあるのでクリムゾンを引ければシンクロ召喚の準備が整います。

カグヤが無い場合はウィッチなどのサーチ効果を持つモンスターを優先的に壁にしていき、相手に除去させて手札を整えていきます。

 

 

⚫︎メインデッキ解説

《クリムゾン・リゾネーター》3

《シンクローン・リゾネーター》2

《レッド・リゾネーター》1

《クリエイト・リゾネーター》1

《コール・リゾネーター》3

《黒き森のウィッチ》3

《風来王 ワイルド・ワインド》3

 

デッキの基礎となる部分です。

動きの基本となるカードは最大枚数を採用し、「毎ターン同じ動きを行う事」をイメージしています。

新ルールではクリムゾン+ウィッチでスタート出来た場合、手札2枚消費でスーパーノヴァ+アビスの盤面を作る事が出来ます。

 

・展開ルート

クリムゾンss、ウィッチns→ライジングA ss、効果でクリムゾンss、ウィッチ効果で風来王サーチ

クリムゾン効果でシンクローンとクリエイトss、手札から風来王ss、クリムゾン+風来王→ライジングB ss、効果でクリムゾンss

ライジングA+クリムゾン+シンクローン+クリエイト→スーパーノヴァ、シンクローン効果でクリエイト回収

クリエイトss、クリエイト+ライジングBでアビス

 

更に3枚目として手札にシンクローンを引けていると、

シンクローンss、シンクローン+アビス→ベリアル、シンクローン効果でクリエイト回収

クリエイトss、ベリアル効果でクリエイトをリリース→アビスss

という展開が可能になります。

 

 

《妖精伝記ーカグヤ》3

メインデッキ内で1番強いカードです。

召喚するだけで1妨害と後続のカグヤが確定するので1枚初動としてカウント出来ます。

更にバウンス効果で妨害しながら自身を手札に戻せるので、次のクリムゾンを一切邪魔しません。

バウンスに失敗しても場に残るならクリムゾンを通常召喚すれば動けますし、処理されて場に残らないならクリムゾンとサーチしたカグヤで動く事が出来ます。

デッキの動きと完璧にマッチしたカードです。

 

《ネクロフェイス》1

《強欲で金満な壺》3

自分がレシピを公開して以降、最も反響を呼んだ(と思われる)コンボです。

ネクロフェイスは強金のコストであるエクストラ除外をノーコストに変え、墓地効果を使用した風来王やライジングを再利用出来る便利な1枚。制限カードなのが惜しいところです。

しかし、効果を使用したスーパーノヴァが除外されている時に召喚してしまうと、せっかくのスーパーノヴァがエクストラに帰ってしまうので注意が必要です。

ちなみにネクロフェイスと同じく除外を全てデッキに戻せるカードは《E・HERO エリクシーラー》しかありません。

 

強金はドローソースとしては有用です。成金などとは異なりアドバンテージが増える上に、これに相手のうららを使わせる事でクリムゾンへのうららを回避出来ます。

除外コストでライジングが3枚飛んでしまったら目も当てられないレベルで何も出来ませんが、最悪カグヤビートで時間を稼いでネクロフェイスを待つ事も出来るので割り切るしかありません。

 

《増殖するG》3

《灰流うらら》2

《原始生命態ニビル》1

《無限泡影》3

誘発枠です。

増Gとニビルはウィッチの効果でサーチ出来るので、

スーパーノヴァ+手札にニビル

・ベリアル、アビス+手札に増G

のような手堅い構えを作る事が出来ます。

 

《墓穴の指名者》3

《抹殺の指名者》2

相手の誘発を貫通する為のカードであると共に、場合によっては妨害としても機能します。

うららと泡影は採用率が高く、こちらの展開が止まってしまうので可能な限りそこに撃って回避します。

 

《神の通告》2

スーパーノヴァ単騎の場合に防御面での脆さを感じる事が度々あったので、1枚で機能する防御札として採用しました。

通告の理由としては、特殊召喚無効が単純ながら強く、事前に伏せておけば誘発ケアにもなるためです。

 

 

⚫︎エクストラデッキ解説

《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》2

我が魂です。

ライジング→スーパーノヴァの流れに行く事が多くなり出番が減りがちですが、星8のレッド・デーモン名称であることのメリットは大きいです。

2枚目の枠に《魔王龍 ベエルゼ》《ダークエンド・ドラゴン》を採用する案もありますが、強金のエクストラ除外を考えると、同じカードを複数採用した方が良いという判断に至りました。

 

《レッド・ライジング・ドラゴン》3

クリムゾン・リゾネーターの登場により強化されました。これが無いと動けません。

効果の使用にターン1制限が無いので、新ルールでは今まで以上に頼りになると思います。

 

《ドロドロゴン》1

素材に縛りが無い、貴重な星6闇ドラゴンシンクロ。

融合に関する効果を持っていますが、このデッキにおいては関係ありません。レッドデーモンズの素材として活躍してもらってます。

 

《妖精竜 エンシェント》1

素材に縛りが無い、貴重な星7闇ドラゴンシンクロ。

フィールド魔法に関する効果を持っていますが、ドロドロゴン同様関係ありません。相手次第では効果を使えるかもしれないのでテキストは把握しておきましょう。

 

《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》3

相手フィールドの表側1枚を無効に出来る、分かりやすく強いカード。

ドラゴンリンクで不正召喚されまくっていたので知名度はNo.1。

これ1体である程度の事には対応出来るので、とりあえず出すだけでも強力です。

 

《琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》2

モンスターをリリースしてレッドデーモンを蘇生出来る、地味に強力なカード。

ベリアルアビスの盤面でベリアルが生き残れば、毎ターンアビスが蘇生されるので、相手からすれば厄介極まりない存在です。

相手の場がガラ空きの時にスカーライトを蘇生してライフを7500削るプランも可能なので、デッキの動きに幅を持たせる重要な1枚。

 

《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》3

「書いてあること全部強い」の分かりやすい例。

先に出しておくだけで相手へプレッシャーをかける事ができ、ドラグーン・オブ・レッドアイズでも処理されないので出すだけで有利になります。

モンスター効果主体の展開系デッキに対して無類の強さを誇りますが、魔法罠もまとめて除去出来るので罠系デッキに対しても有利に働く場面も多く、対応力は非常に高いです。

 

 

⚫︎今後について

新制限、新ルール後ではライジングを2枚以上使う事がほぼ確実であるため、強金を採用し続けるのは難しいかもしれません。

この構築はあくまで現ルールでの使用を前提としているので、この辺りの相性の変化は仕方ない事だと思います。

代替案としては闇の誘惑か成金ゴブリンになると思います。1枚で展開出来る新規が来れば何も問題ないんですが。

 

また、次の環境では新規のエルドリッチをはじめとする罠系デッキがシェアを広げる事が予想されるので、魔法罠を直接除去する《ライトニング・ストーム》などのメイン採用や、《ドラゴンメイド・チェイム》を採用して《超魔導竜騎士ードラグーン・オブ・レッドアイズ》を召喚出来るようにする案も考えられます。

様々な工夫を凝らして新環境で勝ち星をあげたいですね。

 

 

今回は以上になります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。質問や感想などをコメントしていただけると嬉しいです。

 

それではまた(・ω・)ノ