リゾネーター奮闘記

主に遊戯王について語ります

待望の新規

皆さんこんにちはm(_ _)m

 

今回は先日登場したスカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴンと、1月11日に発売のエタニティ・コードに収録されるリゾネーターの新規についての評価及び感想を書いていこうと思います。

 

 

●新規カード紹介・感想

効果テキスト、ステータスについては情報が出回っている事を前提としているので簡潔に書きます。

 

《クリムゾン・リゾネーター》

星2、闇、悪魔

・自分の場にモンスターが居ない時に手札から特殊召喚出来る効果

・このカード以外のモンスターが闇ドラゴンシンクロ1体のみの場合に、リゾネーター2体を手札デッキから特殊召喚出来る効果

 

このカードの登場により、リゾネーターでは困難かと思われたスーパーノヴァの召喚がかなり簡単になりました。また、スーパーノヴァに限らずアビス・ベリアルの盤面を作ることも容易です。

このように見た通りのパワーカードですが、欠点として

・自身を特殊召喚する効果が起動効果である為、相手が増殖するGを使うタイミングがある

・自身を特殊召喚すると、闇ドラゴンシンクロしかEXから出せなくなる縛りが付く

という悲しい現実があります。

それでも主力として使う事には間違いないので、非常に良い新規カードです。

評価:90点

 

 

《スカーレッド・ファミリア》

星4、闇、悪魔

・場の悪魔族をリリースして墓地から闇ドラゴンシンクロを蘇生する効果

・墓地のこのカードを除外して、場の闇ドラゴンシンクロのレベルを1〜8に変更する効果

 

自身をリリースしても効果を使えるので、特に苦労する事なくレッドデーモンズを蘇生出来ます。レベル変更効果も場のチューナー事情を見てから合わせれば良いので便利です。

しかし、闇ドラゴンシンクロを蘇生する効果は初手では使いにくく、アドバンテージを稼げる効果を持っている訳ではないので、あくまで「便利なカード」として使う事になります。

評価:65点

 

 

《コマンド・リゾネーター》

速攻魔法

・手札のリゾネーターを捨てることで、星4以下の悪魔族をサーチ出来る効果(同名カードの発動はターン1)

 

使用する際は主にレッドスプリンターを持ってくる事になります。また、手札に無いリゾネーターをサーチして擬似的なコールリゾネーターとしても使用出来るので、潤滑油としては充分な性能です。

問題は、コストとなるリゾネーターが無いと使用出来ない点と、サーチカード故にうららで無効にされると苦しい点。

このカードを使うとアドバンテージを1枚減らすことになるので、軽い気持ちで使うと痛い目を見る可能性があります。

ですが、待望の非チューナーサーチなので上手く使っていきたいところです。

評価:75点

 

《スカーレッド・レイン》

通常罠

・場に星8以上のシンクロがいる場合に発動でき、場の最もレベルの高いモンスター以外を全て除外して、この効果で除外されなかったモンスターに「ターン終了時まで自身以外の効果を受けない効果を付与する」効果

・このカードが墓地に存在する時に闇ドラゴンシンクロをシンクロ召喚した場合、このカードを手札に回収できる効果

 

特定のモンスター以外を全て除外した上で耐性を付与し、さらに回収まで可能という強い事しか書いてないパワーカードです。

破壊耐性を持つカードは数あれど、除外耐性を持つカードはほとんど存在しないため、これを事前に羽根箒などで破壊するぐらいしかまともな回避手段はありません。

しかも闇ドラゴンシンクロをシンクロ召喚すると繰り返し使えるので、レッドデーモンズしか出せない状況でも妨害を用意出来ます。

ですが手札事故などで星8以上のシンクロが用意出来なければ使えないので、このカード単体では事故を助長することになります。さらに罠カード故に速攻性がなく、テーマ内でサーチも出来ないので扱いが難しいカードです。

リゾネーターデッキで手札1枚からレッドデーモンズを召喚出来るような新規が登場すれば、このカードの価値も上がっていくと思います。

評価:60点

 

《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》

・相手のカード効果で破壊されない効果

・墓地のチューナーの数×500攻撃力が上がる効果

・相手のモンスター効果発動時または相手の攻撃宣言時に、このカードと相手の場のカードを全て除外する効果

・自身の効果で除外された場合、場に帰ってくる効果

 

チューナー3体とシンクロモンスターの合計レベルを12にする事でシンクロ召喚出来る新たな切り札。

チューナー3体を要求するので登場した時点では召喚は困難でしたが、クリムゾンリゾネーターの登場によりそれが解消され、強力なパワーカードになりました。

このカードの効果で特筆すべきはやはり相手の場のカードを全て除外する効果ですね。この効果により、レッドデーモンズ系列で初めて相手の魔法や罠を除去出来ます。

今まではアビスで無効にしたりカラミティで発動不可にする事は出来ましたが、どちらも効力は1ターンだけで場から退かす事は出来なかったので非常に良い効果です。

そして前述のスカーレッド・レインと同じく除外する効果なので、昨今の環境で猛威を振るう超雷龍、ディンギルス、ベイルリンクスなどの破壊耐性を全て無視出来るのでかなり実用的。

しかしこのカードにも弱点があり、

・相手の初動が魔法や罠(精神操作、無限泡影など)で除去される

・安定の壊獣

・自身の効果で除外後、戻ってくる効果を無効にされる

などがあります。

それでも強力である事には違いないので、これから使っていくのが楽しみです。

評価:95点

 

 

●総評

新規カードによりリゾネーターは事実上強化されましたが、現在の大会環境を考えると「ようやくスターターセットが揃った」というのが正直なところです。

今までガン無視された分は強化を要求していきたいですね。

リゾネーター専用のベイゴマックスみたいなのが欲しい。

 

 

●おまけ

「新規楽しみだけど、俺は今すぐスーパーノヴァを召喚したいんだ!」

という方のために、レッドリゾネーター+シンクローンリゾネーター+終末の騎士のスーパーノヴァルートを記しておきます。

 

・展開ルート

レゾネ召喚効果で終末。終末効果でデストルドー

終末を対象にトルドー効果で蘇生(星3)

レゾネ終末でライジング。効果でレゾネ蘇生&回復。

手札のシンクローンを特殊。

シンクローン(1)+レゾネ(2)+トルドー(3)+ライジング(6)でスーパーノヴァ

 

増援やウィッチで終末をサーチすれば比較的簡単に素材が揃うので、最も扱いやすいと思います。

 

 

●終わりに

大した内容は書けていませんが、これから構築や理論を考えていこうと思います。機会が出来れば詳しい内容を解説したいですね。

しかし新規が来たのは当然嬉しいですが、今までのリゾネーターデッキを自分のプレイングでどうにか勝たせるというのも楽しかったので、構築がある程度狭まってしまうのは少し残念に感じます。自分が不甲斐ないばかりに、新規に頼らなければ勝てなくなってしまったのが心残りです。

その分、大会で勝ってこれまでの雪辱を晴らしていこうと思います。名実共に世界のキングを目指す所存なので、これからも応援よろしくお願いします!

 

それでは今回はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました(・ω・)ノ