リゾネーター奮闘記

主に遊戯王について語ります

相剣リゾネーター

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皆さんこんにちは。毎度の事ながら久しぶりの更新ですね()

 

今回は最近使っていた相剣リゾネーターデッキについて解説していこうと思います。

マスターデュエルにも相剣が実装されたので構築が可能になりました。OCGと環境は異なりますが、構築や展開ルートは流用できるので参考になれば幸いです。

 

●デッキレシピ

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※2022年4月1日適用リミットレギュレーション時点での構築になります

 

クリムゾン+星4の動きを軸としながら、使神官アスカトルや相剣ギミックの採用によって1ターンに最大3回展開を仕掛けることができ、先攻なら相手の誘発を、後攻なら妨害を貫通して展開するプランです。

レッドデーモンが軒並み除去能力に長けているので、1度効果が通れば盤面を除去出来ます。

これまで使っていた各カードへの考え方を見直し、安定性と展開力を兼ねた構築に出来たので、完成度は高いと思います。

 

 

●メインデッキ

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今回の構築は1ターンに複数回の展開を狙いとしているので、召喚権を使用するカードを可能な限り削減しました。

理想としてはクリムゾン+風来王、使神官+コスト、龍相剣現が揃えば最大3回展開を仕掛ける事が出来ます。そのような手札が揃う事は滅多にありませんが、この3種のうち2種が揃えば誘発や妨害の貫通が狙えるほか、それぞれのカードの噛み合いも良いので展開の組み合わせも豊富です。

また、それぞれの動きに対するメタを少しずらす事で相手の誘発の消費を誘い、結果的に相手の手数を減らす目的もあります。

ただでさえ全国のリゾネーター使いがチューナー事故に悩まされているにも関わらず、進歩も無く引きに左右される構築そのものに問題があると考え、改めて採用理由を見直した結果が今回の構築です。

 

《シンクローン・リゾネーター》

《クリムゾン・リゾネーター》

《クリエイト・リゾネーター》

《コール・リゾネーター》

少し前にクリエイト無しの構築を試したりしましたが、無いと不便な状況が多かったので必須です。

レッドリゾネーターが不採用になった理由は、前述の通り召喚権を使用するとして削減された点と、リゾネーターを引く確率そのものを減らす目的で不採用となりました。

 

《風来王 ワイルド・ワインド》

リゾネーターと相性が良く、召喚権を使わないモンスターがこのカードぐらいしか無かったので3枚採用です。

サーチ効果で手札コストの確保や灰流うららなどの妨害を誘えるので上手く使っていきましょう。

 

《使神官ーアスカトル》

《赤蟻アスカトル》

召喚権を使わずに8シンクロを出せるので採用しています。

コマンド・リゾネーターや相剣軍師ー龍淵と異なり、手札コストに指定が無いので手軽に使えます。

また、ライジングに無限泡影を受けた際にこのカードを出し、赤蟻とライジングでアビス→戦闘ダメージを与えて赤蟻を蘇生しカオスルーラーという流れもあるので貫通札としても優秀です。

 

 

《相剣師ー莫邪》

《相剣師ー泰阿》

《龍相剣現》

相剣ギミックです。レベル4が1枚初動になり得る選択肢としてバスター出張もありましたが、枠を取り過ぎてしまう点と引きたくないカードが増えてしまう点が気になったので相剣を選択しました。

龍相剣現を1枚初動として換算し、そのサーチ先として莫邪と泰阿を計4枚採用しています。

枚数がやや控えめですが、莫邪と泰阿は単独では1枚初動とならないため、引き過ぎない程度にした方が良いという判断です。

OCGでは剣現が準制限でしたが、先日の改訂で制限解除されたので実質強化されました。

 

《増殖するG》

《灰流うらら》

《D.D.クロウ》

《無限泡影》

採用理由は相手の展開の妨害です。まあいつも通りですね。

相手に展開されることはほとんどの場合敗北に繋がるので、引き込めるように計11枚の枠を取りました。

現在はDDクロウが採用されていますが、後攻での墓穴やムドラがケア出来るように屋敷わらしへ変更も考えています。ただ、クロウはルーラーで拾えるメリットが大きいので今後の環境次第では続投も十分あり得ます。

 

《金満で謙虚な壺》

安定性を高めるために採用です。

莫邪と若干噛み合いが悪いですが、他のドローソースはリゾネーターでは扱いにくいのでやむを得ません。

 

《墓穴の指名者》

《抹殺の指名者》

誘発避けです。

展開を通さないことには勝ちを見込めないので、手札誘発不採用の環境にでもならない限りは必要です。

 

 

《スカーレッド・レイン》

引き込めれば質の高い妨害になるので採用しています。

リゾネーターが無くても相剣やアスカトルが通れば使える点もポイント高いです。

1枚引ければ十分かつダブりが嫌だったので2枚にしていましたが、次環境ではスプライトの着地狩りやティアラの展開を軒並み除去出来るので3枚採用の過激派構築も視野。

 

 

 

エクストラデッキ

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自分の個人的なポリシーから、シンクロ以外はほぼ使わないように構築しています。(構築上必要な場合を除く)

 

 

《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》

魂です。

稀に採用していない構築を見かけますが、3000打点かつ特にデメリット効果も無いレッドデーモン名称なので必須です。

 

《レッド・ライジング・ドラゴン

3枚必須です。このカードが無いと展開すらままならないので減らす選択肢がありません。

リゾネーターの展開の要であり、金謙でも削らないぐらい重要なカードです。

このカードに対する墓穴と泡影は法律で禁止すべきだと思います。

 

《妖精竜 エンシェント》

素材縛りの無いレベル7闇ドラゴンシンクロはこのカードしか無いので仕方なく採用しています。

稀に相手の発動したフィールド魔法のおかげで破壊効果を使えたりするので、効果は把握しておきましょう。

 

《相剣大師ー赤霄》

相剣ギミックから出して後続の相剣をサーチして更に妨害まで出来るやたら強いカード。

相剣を入れるなら1枚は確実に用意しておくべきです。

光属性なので地味にルーラーのコストにもなれます。

 

《混沌魔竜 カオス・ルーラー》

名誉レッドデーモンです。

5枚落としでアドバンテージを稼ぐとともに、手に入れたカード次第では更なる展開を狙える上、自己蘇生まで出来る至れり尽せりな1枚。

稀に2枚欲しくなるタイミングがあるので出来れば複数用意しておきたいですが、枠に余裕があまり無いです。

 

《琰魔竜 レッド・デーモン》

たまにスカーライトを上回る打点を並べられる事があるので、その状況を返せるように採用しています。

 

《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》

先攻展開用と、展開の中継点および蓋用の合計2枚採用しています。構築上シンクローンが引ければ出しやすいので、複数採用することで1体目が除外されて再利用出来なくなった際のケアも兼ねています。

 

《琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》

レッドデーモンを蘇生出来るので、適当なリゾネーターをリリースして手軽に打点を並べられます。

一気に6000以上の打点を用意出来るので個人的には必須です。

 

《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント

出す頻度こそ少ないですが、自発的に全体除去が出来るという点を評価して採用しています。

素材縛りもチューナーが2体必要というくらいなので、他に採用したいカードが無ければ用意して損はありません。

 

《琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》

シンクロ召喚時に相手の効果発動を封じるので基本的に最後の詰めで出します。

主な組み合わせはカオスルーラー+クリエイト+シンクローンなので、手札からリゾネーターを出せば召喚時に何らかの妨害をされない限り確実に相手を封殺出来ます。

さらに戦闘破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えるので、神の宣告などで相手のライフが減っている場合は合計4000ダメージでそのまま勝利出来る点でも採用しない選択肢はありません。

 

《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》

召喚に成功すればメインギミックでこれに対処出来るデッキは少なく、勝利に大きく近づきます。

必要なカードが揃えば積極的に召喚を狙い、召喚後は確実に勝てるように立ち回ればおよそ負ける事は無いです。

仮に何らかの方法で処理されても、一度デッキが回っていれば手札と墓地にリソースは揃っているはずなので落ち着いて盤面を作り直せば問題ありません。

 

《旧神ヌトス》

サイドに月女神の鏃を採用しているので落とす用です。

 

コードブレイカー・ウイルスソードマン》

サイドに魔デッキを採用しているので媒体として用意。

場に出す事はほぼ無いですが、追加の打点が欲しい時などに必要に応じて出したりもします。

また、月女神の鏃で落としてスプライトエルフを除去する狙いも兼ねています。

 

 

●不採用になったカード

《白の聖女エクレシア》

自身を特殊召喚する効果、相剣サポート効果、光属性、レベル4チューナー、イラストアドを兼ね備える便利なカードですが、肝心の相剣サポート効果を構築上使いづらいので不採用としました。

莫邪、泰阿を特殊召喚しても手札や墓地に相剣が無ければ効果は使用出来ないので1枚初動にはならず、かといって他の相剣を採用して枚数を増やせば、逆に安定しなかったり「これ相剣デッキでよくね?」となりかねません。

 

《白銀の城の召使い アリアーヌ》

召喚権を使ってしまう点と罠の安定供給が難しいので、現状では扱いにくいです。

スカーレッドレインをコストに出来れば強いですが、裏を返せばそれくらいしかコストにして強いカードがありません。

 

《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》

《月華竜 ブラック・ローズ》

泰阿のコストで龍相剣現を除外してレベルを下げれば出せます。

妨害としては優秀なのですが、あらゆる面で赤霄の優秀さを上回る事が出来ませんでした。

スカーレッドレインの発動条件を満たせない点も噛み合いが悪いです。

 

《フルール・ド・バロネス》

《相剣大公ー承影》

この2体ほど強力なシンクロモンスターを採用していない理由はただ1つ…「闇属性ドラゴン族シンクロモンスターではないから」です。

召喚する機会はいくらでも作れるので、採用してもなんら問題ありません。

むしろ採用した方が良いです。

 

 

 

●今後について

今回の構築は、シンクロ召喚を行うという点においてはかなり使いやすいです。先日開催されたでるた杯でも使用しましたが目立った事故もなく動けたので、テーマ同士の噛み合いの良さが安定性を底上げし、事故率の軽減に繋がっています。

マスターデュエルにおいても、環境に合わせて調整すれば十分に戦えるとは思いますが、最近登場した勇者やふわんだりぃずが非常に厄介かつアナコンダデストロイもしっかり生きているのでその辺りのメタは必須になりますね。

 

OCGではスプライトとイシズティアラメンツが環境デッキという位置付けとなっています。

どちらもテーマとしての性能が非常に高く、それぞれの対応力もさることながら、安定性はスプライト、デッキパワーはイシズティアラメンツが上回るというのが個人的な印象です。

また、環境デッキのすぐ下にはエルドリッチやふわんだりぃずなどの先攻を取ればかなり強いタイプのテーマも居るため、これら全てに真正面から立ち向かっていてはまず勝てないでしょう。弱点となるメタもバラけているので、サイドデッキのカード選択はかなり難しくなっています。

新弾のダークウィング・ブラストの発売によってまた環境が変化していくので、その変化に対応出来るように最適な選択肢を選んでいきたいですね。

 

 

では長くなりましたが今回はこの辺で。

また次回(・ω・)ノ